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6.Tarascon&Beaucaire
タラスコン&ボーケール
 ローヌ川(スイスのレ・マン湖から地中海へと続く川)の下流に川をはさんで2つの町が仲良く並んでいる所があります。 それが、タラスコンとボーケールです。 タラスコンの旧市街はぐるっと1周できる道路(昔は城壁だったのでしょうか)の中にびっしりと建物が並び、その間を縫うようにつながる道はまるで迷路のようです。 旧市街はローヌ川に面しているのですが、川と旧市街の間に一軒の旧城があります。 写真は上から、お城の最上部から旧市街を眺めたものと、お城を旧市街側、つまり正面から撮ったものです。 お城は旧市街に面した所はお堀が、背面はローヌ川にせり出していて、敵の侵入を防ぐ工夫がなされています。
 タラスコンから橋を渡るとボーケールの街です。 ボーケールには運河があり、クルーザーやヨットがたくさん並んでいて、海までそう遠くないということがわかります。 ボーケールにもお城がありましたが、こちらはローヌ川から少し入った小高い丘の上にありました。
 フランス版「江戸川区」といった感じの街並みですね。
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7.Arles アルル
 ゴッホが住んでいた町だそうです。 いたるところにゴッホゆかりの場所がありました。 また、紀元前1世紀の古代劇場、紀元1世紀の円形闘牛場(左の写真)などもありますが、両方とも現在も使用しているとのこと。 タラスコンなどもそうでしたがとにかく歴史の古さが違う! 2000年前の昔と変わっていない街並みを見ることができます。
 アルルから小1時間ほどクルマで走ると地中海に出ますが、その間にカマルグ(Camargue)という“超”広大な湿原地帯があります。 ほぼ360°の地平線を見ることが出来るくらい“超”広大です。 自然保護地域だそうで、周遊道路から湿原の中に入ることは禁じられていますが、野生の馬、野鳥などを間近に見ることが出来ます。 左の写真の中心にフラミンゴの群れがいるのですが…これじゃわかりませんね。 野生動物たち、特にフラミンゴなんて滅多に見れないと思います、ちょっと感動。 
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8.Avignon アヴィニョン
 「法王のバビロン捕囚時代」ってみなさん歴史で勉強しました? かすかな記憶ですね。 14世紀に法王がローマではなくここアヴィニョンに住んでいたときのことだそうです。 で、上の写真がその法王庁宮殿、とてつもなく大きい建物でした。 その当時の名残から、アヴィニョンは歴史的建造物がたくさんあります、更に街の周囲は下の写真のように今でも広い範囲にわたって城壁に囲まれています。 世界史の復習をするのにこのアヴィニョンやアルルは絶好の場所ですね。(私は復習すらできませんが…)
 
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9.Nice ニース
 説明するまでもなく有名な観光地です、観光客でいっぱいでした。
 そしてビーチにはトップレスのおねーちゃんがいっぱい・・・かどうかはあなた自身で確かめに来てください(?) 
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10.Monaco モナコ
 海からすぐに急な山の斜面が続いていて、その斜面に沿って建物が立ち並んでいるという点で、熱海を100倍洋風にした街というイメージ。 でも狭っ苦しいのは一緒かな。 モナコは世界で2番目に小さな「国」で、国の端から端まで歩くことも可能です。 しかし、フランスとの国境があるわけでもなく気付かないとあっという間に通り過ぎちゃいますし、言語もフランス語、強いて言えばクルマのナンバーがフランスの物と異なるのでそこにはステータスを感じます。 それに雰囲気もフランスとはひと味違うと言えばそんな気もしないではないような…。 下の写真、正面のいかにも高級そうな建物は国営カジノで、その前にはきれいな花壇があり、高級自動車がずらっと並び、たくさんの観光客で賑っていました。 何から何まで高級というイメージのモナコですが、試しにスーパーに入ってみると、売っているものも、値段もあまり変わらずでひと安心。 ショッピングも楽しめるし、大公宮殿など見どころもたくさんあるし、ここモナコはお金を掛けても掛けなくてもそれぞれに充分楽しめる街だと思います。  
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11.Menton マントン
 モナコを通り過ぎ、イタリアとの国境を越える一歩手前にマントンという町があります。 ここもれっきとした地中海沿岸のリゾートですが、モナコやニースの賑やかで華やいだ雰囲気、悪く言うとゴミゴミとした街並みを見てからマントンに来ると、穏やかで落ち着いた雰囲気の街という印象を受けますね。 モナコやニース、カンヌのように派手に開発されてはおらず、上の写真のような、「ああ、私は青い空がとても似合う、南フランスに来てるんだ」という風景に出会うことが出来ます。(ガイドブック級のクサイ台詞だな…) でも本当に街の風景と穏やかな気候がマッチしていて、モナコ、ニース、カンヌに行き飽きた人が行く、通好みの街なのではないでしょうか。
 下の写真は国境の検問をイタリア側から撮ったもの、イタリアには簡単に行けちゃいます。 国境としての機能は残っていますが、歩いて通ろうがクルマで通ろうが、私のように写真を撮ろうが自由に出来ます。 
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